おんぶもっことは昔ながらの赤ちゃんを簡単におんぶをすることができるおんぶ紐のことです。
密着度も高いので赤ちゃんも安心する便利グッズでもあるのですが、今回は自分で作る場合の作り方と型紙をご用意しました。
祖母に教えてもらった作り方で、昔ながらのものなので興味のある方は参考にしてみてください☆
Contents
昔ながらのおんぶ紐の作り方
おんぶもっこは熊本に昔から伝わるおんぶ紐のことです。
もちろん全国でも使われていて、今でも使っている人も少なくないですよね。
この作り方はメーカーさんとは一切関係がありません。
実際に昔祖母が使っていたおんぶ紐をもとに型紙をおこしたものなので、メーカーさんの既製品のように耐久テストなどを行ったものではありません。
そのため自己責任において制作をお願いいたします。
材料・型紙
背布 縦84㎝ × 横64㎝(縫い代含む) 2枚
接着芯 40㎝ × 25㎝(少し厚手の接着心を使うこと) 2枚
※接着心は綿でもOK!よくわからない人は手芸屋さんや生地屋さんできいてみてください。
レースなど飾りをつける場合は好きなだけ
※サイズはお好みで調整してください。
試しにいらない布なので作ってみるとサイズ感がつかみやすいと思います。
型紙らしい型紙はいらないので、型紙と書いてありますが上のサイズ通りに長方形を引いてもらえれば大丈夫です。
作り方
1、おんぶ紐を縫う。
接着芯を紐の肩にくる位置の生地の裏面にあてアイロンで接着する。
28㎝の幅を4つ折りにし7㎝の幅、4mの長さの紐になるようにアイロンでしっかり折る。
※7㎝にするにはまず半分に折り、一度開いて一度目の折り目をガイドラインに両端をそこに持ってくるようにして再度半分に折ると縫い代が中に入った状態で7㎝の幅の紐にできます。
※接着心は縫い代部分には貼りません。
2、1を表から折り目の端を縫う。
3、背の部分を作る。
中表にして、縫い代2㎝とり、ぐるりと縫う。
この時に上になる部分の端から8㎝下~紐の幅分は縫わないでおく。
※ひっくり返してそこに紐を通します。両サイドあけておいてください。
このときレースなど飾りをつけたい場合は背中布につけておきます。
4、先ほど縫わずに開けておいた部分から表に返す。
5、紐を通す穴に塗ったおんぶ紐を通す。
紐の真ん中と背中布の真ん中を合わせ、上から背中布と合わせて縫う。
背中布の全周を抑え縫いして完成!
ハンドメイドだと好きな柄や色の生地で作ることができるので楽しいですよね。
わが子のイニシャルを刺繍して入れたりしてもかわいいと思います。
必読!注意点
※赤ちゃんの命にかかわるものですので、しっかりした破れにくい生地、糸を使ってください。
※窒息の恐れがある小さいボタンやパーツ、細いリボンなどはつけないでください。
(リボンをつけたい場合はしっかりとミシンで布にたたきつける、など)
※当サイトでは製作したおんぶ紐による事故などが起こっても一切責任は負いかねます。
あくまでも参考として、自己責任において制作・使用をお願いいたします。
まとめ
ハンドメイドはちょっと難しそうかも・・という方でも、ネットでもいろいろなタイプが販売されているので既製品もおすすめです。
既製品は耐久性なども安心ですしね。
かわいいデザインも豊富にそろっています。
手作りの際は耐久性には十分に注意して、しっかりと作ってくださいね。