赤ちゃんや小さいお子さんへ絵本を選んであげるときにどんな本がいいか悩んだことはありませんか?
今回は司書さんと自宅に1500冊の絵本を所有されているという主婦の方が教えてくれる、おすすめの読み聞かせ絵本をご紹介します。
8冊はマツコの知らない世界で、3冊はNHKあさイチで取り上げられた絵本です。
また、年齢別読み聞かせのコツや子供を読書好きにする方法、赤ちゃんにぼろぼろにされてしまうことも多い本の修復方法もまとめてみました。
是非チェックしてみてくださいね。
(情報元:NHKあさイチ 図書館活用術、マツコの知らない世界)
Contents
しろくまちゃんのホットケーキ
昔からある有名なキャラクターなのでご存知の方も多いのではないでしょうか。
このホットケーキのお話は、ホットケーキが焼けていく場面が特に子供に大人気の絵本です。
この絵本、我が家もよく読みますが絵柄もとてもかわいいですし、子供も大好きです。
また、シーンによってしろくまちゃんのエプロンが変わるのもポイントです。
大人はなかなか気が付かないポイントだそうで、確かに私も気づいていませんでした。
子供は自分の姿と重ねて、気が付くそうですよ。
そんな違いも面白いですね。
ごぶごぶごぼごぼ
タイトルにもある「ごぶごぶごぼごぼ」というのは、赤ちゃんがおなかにいた時の音のことで、その音が絵本に書かれています。
そのため小さい子供たちには聞き覚えのある音なのか、読み聞かせると聞き入ってしまうという効果があるんだとか。
くだもの
なんとイラストは4年もかけて丁寧に描かれたんだそうです。
また、人の手も出てくるのですが、果物の季節に合わせて手渡す人の服装も変わっているのも見どころです。
これはのみのぴこ
あの平野レミさんの旦那さん、和田誠さんがイラストを手掛けている絵本です。
作は谷川俊太郎さんです。
どんどんと登場人物がつながっていくことを楽しめる本で、イラストもとってもかわいいです。
作の谷川さんは聞き心地をとても大切にして作られているため、この本を読んでいるうちに子供が自然に文章を覚え反復してしまうという面白い本です。
おいしいおと
食べ物を食べるときの音が描かれた絵本です。
一風変わった音の表現が特徴です。
文章は幼いころから目が不自由という三宮麻由子さんが手がけられているため、耳で感じたリアルな音が表現されているんです。
ちなみにこの音は人が食べているときの音ではなく、自分が食べているときの咀嚼音を元にされています。
オニのサラリーマン
実は社会の厳しさを描いたお話なのですが、関西弁を使うことで柔らかく聞こえるため子供の耳になじみやすいという特徴があります。
パンツのはきかた
ソフトタッチの絵がとてもかわいいですよね。
歌いながら読み聞かせができる絵本です。
落ちもかわいいですよ。
あなたがとってもかわいい
子供が大きくなっても赤ちゃんの時と同じ気持ちでずっとかわいい、ということを伝えられる内容です。
これ、本当にいい絵本なのでプレゼントにもおすすめですよ。
赤ちゃん・小さな子供におすすめの絵本ベスト3
ここからはあさイチで司書さんがおすすめとして紹介された絵本です。
どれも読んだことがありますがとても面白いですよ。
第3位 ちいさなうさこちゃん
ちいさなうさこちゃんといえば、あのミッフィーのことですよね。
そう、日本の絵本には「うさこちゃん」と書かれています。
この本はミッフィーが全部正面を向いているのがおすすめのポイントです。
赤ちゃんはまだ横向きなどの顔が認識しづらいため、正面向きのミッフィーちゃんがおすすめなんですね。
絵柄もかわいく、ママもミッフィーは好きな方も多いと思うので親子で楽しめる本だと思います。
第2位 もけらもけら
第2位は物語はなく、音をあらわす言葉が並ぶだけの本「もけらもけら」です。
リズミカルに読むことで子供が強い関心を抱くおすすめの本です。
絵柄もダイナミックで、パッと目をひくデザインなので赤ちゃんが興味を示しやすいのが特徴です。
第1位 ぴょーん
第1位のおすすめとして紹介された「ぴょーん」は表紙のかえるをはじめ、様々な動物が「ぴょーん」と飛ぶ様子を楽しめる絵本です。
体を使う参加型絵本で親子で楽しめるのが特徴です。
ちなみにこの本は我が家も持っているのですが2人目の3カ月検診の際に自治体からプレゼントとしてもらえた本です。
この本は縦むきに読むのですが、効果音と動きのあるイラストが赤ちゃんにも見やすく、くいつきやすい構成になっていて大人も楽しめる絵本です。
3歳の上の子も一緒に喜んで読んでいるので、長く楽しむことができますよ。
プレゼントにもおすすめです。
年齢に合った読み方とは?
続いて年齢に合った絵本の読み聞かせ方をご紹介します。
1歳まで
1歳までは絵本を置く位置と読むスピードを調節することが大切です。
赤ちゃんは25㎝くらいまでしかはっきり見えていないため、よく見える位置に絵本を置いて読むようにします。
ピントがあっていないため、早くめくらず数十秒間同じページを見せるのも大切です。
目が合ったらにっこり笑ってあげるのがポイント。
優しいお母さんの笑顔で包んであげてくださいね。
1歳~
1歳以上の子の場合はあまり強弱を付けずに読むのがポイントです。
強弱をつけてしまうと読む人に興味がいってしまい、物語に集中できなくなってしまうためです。
実はこの方法は中学生の子にも有効なんだそうです。
読み聞かせの効果とは?
読み聞かせをすると喜怒哀楽に関わる部分「辺縁系」という脳の部分が活動することがわかっています。
辺縁系を活動させることで、感情や情動がうまくわくようになるんだそうです。
つまり心が豊かになるということで、読み聞かせの効果は子供にとってとてもいいんですね!
0歳から読み聞かせをした子と、そうでない子と比べるとその後の様々な能力に変化が出てくるというデータもあるそうです。
できる限り毎日1冊でも読み聞かせてあげたいですね。
家庭でもできる、子供を本好きにする方法
最後に子供を本好きな子にする方法をご紹介します☆
ある自治体の図書館では子供たちを本好きにするための工夫をしているところがあります。
その図書館では「図書館読書手帳」をつくり、借りた本を記録、借りた数によってレベルがあがる表をのせることで子供たちの読書への意欲を高めているそうです。
また読んだ後に借りた本のシールを貼ることによってより本を借りる楽しみが増えているんです。
子供ってシールが好きですよね。
そこに着目したとてもいい工夫ですね!
1ページに5冊分のシールを貼ることが出来、数が数えやすく、達成感を味わえるようになっています。
また妊婦さん専用の読書手帳もあるそうです。
お腹の赤ちゃんに読み聞かせるのにおすすめの本やCDが記載されているということでとてもいいですね。
ただ、こういった取り組みをしている図書館は一部なので、自分で取り組むには
スケジュール帳+シール
で代用するといいということでした。
かわいいシールなら子供もやる気アップしてくれそうですね☆
大切な本の修復方法と長持ちさせるコツ
最後は大切な本の修復方法もご紹介します。
赤ちゃんは力加減がわからないため、大切な本を破ってしまうこともあります。
大切に読めるようになるまで、自宅の本がぼろぼろになる可能性が大いに高いので、覚えておくととても便利ですよ。
背の部分からページが外れてしまった場合
1、木工用接着剤を細かい部分は爪楊枝などを使い少しずつ背表紙の裏の部分に塗る。
撥水性があるクッキングシートを挟み、他のページにくっつかないようにする。
2、大き目のクリップではさみ、半日おけば完成です。
大きくページがとれてしまっている場合(背の部分から壊れてしまっている)
1、木工用ボンドと本修理専用のテープを併用する。
テープで張れないところは木工用ボンドで接着する。
新しい本を長持ちさせるコツ
1、新しい本は本の裏表紙、中の数ページを抑え、開き癖をつける。
これだけでも長持ちすることができます。
是非やってみてくださいね。
まとめ
我が家も親自身が小さいころから本が大好きなので子供にも寝る前に0歳のころから毎日読み聞かせを行っています。
読み聞かせの時間は親子の大切なひとときになりますし、楽しい本は人生を豊かにしてくれますよね。
べビー向けや子供向けの本であっても大人も楽しめるものがたくさんありますし、私も子供たちの本で楽しい気分になるものがたくさんあり本って本当にいいものだな、とよく感じています。
本は邪魔にならないので、プレゼントにもおすすめです。
我が家も出産祝いやお誕生日祝いに主に友人などから本をよくもらうのですがどれもとても重宝していますし大切に読んでいます。
本のプレゼントもおすすめですよ。