当サイトではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています。

子供の病気・怪我

赤ちゃんがタバコを食べた!?命を守る誤飲の際の応急処置の仕方とは

煙草禁止のマーク

子供が1歳になりたての赤ちゃんの時に、誤って夫のタバコを食べてしまったことがありました。
誤飲が危険という知識はありましたが、食べたことによる影響や危険性などはあまり理解していなかったため、子供の体にどんな影響があるのか想像してゾッとしてしまいその時はかなり焦りました。
もしかしたら死んでしまうのかも・・・!?と最悪の想像までしてしまい真っ青になってネットで情報を検索した記憶があります。

結果、事なきを得てわが子は無事でしたがもしもそんなことが起こったら本当にびっくりしてしまいますよね。
赤ちゃんや子供が万が一タバコを食べてしまった時、親はどうするべきなのか。
その対処法と、体に起こる影響について経験を踏まえて取り上げてみたいと思います!

Contents

赤ちゃんが煙草を食べてしまった時の対処法!

まず、赤ちゃんの誤飲に気が付いたらすぐに口の中の葉をすべて取り除きます

これは葉のニコチンが胃や腸で吸収され「ニコチン中毒」になるのを防ぐためです。
同じ理由から吸収をよくしてしまう水や牛乳は絶対に飲ませないようにします。

食べた部分が2㎝以下の場合

実は2㎝以下の場合は緊急で病院を受診する必要はないんだそうです。
我が家もこのパターンで、食べていた部分が1.5㎝程度だったので様子見となりました。

ただこの場合もあとから症状が出てくることもあるので、4~5時間は慎重に子供の様子を見る必要があります
もしも吐いたり、顔が青白くなったり、ぐったりしてきたら中毒を引き起こしている可能性があるのですぐに病院へ連れていきます。

この後ご紹介しますが、「中毒110番」という誤飲による中毒全般を扱っている機関に電話をして対応してもらった際に「1.5㎝なら大丈夫」と教えていただきました。
息子が食べてしまってたのがフィルターの部分だったというのも大きいようでした。
フィルター部分には危険となる葉があまり入っていないからです。
また、夫の吸っていた銘柄が「ハイライト」だったのですが、銘柄によっても量に差があるので、それなら大丈夫と言われました。
なので種類のよっては危険なものもあるかもしれません。

2㎝以上食べてしまった場合

2㎝以上食べてしまっている場合は吸収されないように出来る限り吐かせ、病院をすぐに受診します。
この時も水や牛乳はNGです!

浸かっていた水を飲んでしまった場合

これが1番危険で、水に溶けだしているので すぐに病院を受診する必要があります
吐かせることもできないですもんね(´・ω・`)

不安な時は迷わず「中毒110番」に電話を!

応急処置の方法は上記の通りですが、自分だけで対処するのはとても不安ですよね。
そんなときは迷わず「中毒110番・電話サ-ビス」に電話をかけるのがおすすめです。
我が家も対処法がわからなかったので、まずはここに電話をしました。

この「中毒110番」は「公益財団法人 日本中毒情報センター」が行っている無料の電話サービスであらゆる中毒症状について適切にアドバイスをしてくれる心強い機関です。

私は市からもらった子供の緊急時の連絡先がかかれたマグネットにこの中毒110番が載っていたのを覚えていたのですぐに電話をしました。

たばこ専用電話は・・・
072-726-9922 (無料)
365日 24時間対応、テープによる情報提供

072-727-2499 (無料)
大阪中毒110番 365日 24時間対応
となっています。

私はテープによる情報提供が不安で、話せる人に対応してほしかったので大阪中毒110番を利用しました。

電話の流れは?丁寧な対応で安心できました。

電話の流れは、まず状況を詳しく聞かれるので質問に答えます。
とても丁寧に対応してくれますし、こちらの不安な思いをくんで話してくださるのですごくほっとしたことを覚えています。

聞かれたのは
・誤飲はいつか
・何㎝食べたか
・銘柄は
・現在の子供の様子は(ぐったりしていないか、吐いたりしていないかなど)

でした。

対処法が正しいかどうか不安な時は聞いてみるだけでも安心できるのでおすすめです。

誤飲によるニコチン中毒、体への影響とは?

誤飲による中毒症状にはこんなものがあります。

軽度の場合

軽度の場合は嘔吐、めまい、興奮症状などの症状が現れます。

重度の場合

重度の場合はひどいと呼吸障害やけいれん、麻痺などが起こることもあるそうです。

とても怖い致死量

赤ちゃんの場合、たった1本のタバコでも致死量に達してしまうことがあります。

水に浸かっていた液を0.5~1本分飲んでしまった場合に致死量に達します。

本当に怖いですよね。

我が家の場合は電話確認だけで様子見に。結果は?

我が家の場合は1.5㎝以下だったため様子見となり、その後1日心配で注意深く見守っていましたが無事何事もありませんでした。
子供も普段と同じように元気に動き回っていたので本当に安心しました。

息子のように食べた量が少ない場合はよっぽど大丈夫なのかもしれません。
たばこってプルーンのような香りがしますし、見た目も葉っぱなのでおいしそうに見えちゃったんでしょうね(´・ω・`)

二度と誤飲させないために、家族がするべきこと

赤ちゃんの柔らかい手

我が家では今回の事件を教訓とし、夫と話し合いルールを決めました。

1、自分(夫)のかばんはリビングや廊下など子供が出入りする場所に置かないこと。
帰宅後は必ずすぐに自室に持っていき、たばこやライターなど危険なものはファスナーの内側にしまう。

2、自宅で吸う場合は必ず自室のベランダのみ。
もしくは駐車場で吸うこと。

(これは以前からやってくれていました)

3、煙草をリビングのいかなる場所にも置きっぱなしにしないこと!
今回オープンキッチンのカウンターに置いていて、子供の手が届いてしまい誤飲につながったので初めからリビングに持ち込まない約束をしてもらいました。
リビングでは吸えないことにもなっているので、持ち込む必要もないですもんね。

4、もし禁煙に成功したら欲しがっている好きなバイクを購入許可!

これはまだ実現できていませんが笑、そもそも私は主人には煙草をやめてほしいと思っています。
体にもよくないですし、今回子供が実際に被害にあってしまいました(´・ω・`)
なのでもしも禁煙に成功してその後も吸わないでいられたら主人の欲しがっているバイクをご褒美で買ってあげる予定です。
私は吸わない人間なのでわかりませんが、好きな人にとってはやめることって本当に大変なことだと思うんですよね。
もしもキッパリやめることが出来たら、その後のたばこ代や医療費を考えてもバイクぐらい買ってあげてもバチは当たらないかと・・
(甘すぎでしょうか?笑)
逆に禁煙できるまではバイクは禁止!とも言ってあります(`・ω・´)

わが子を守るには家族の話し合いがとても大切。

今回思ったのは、事後に決めたルールをもっと事前に話しあって決めておくべきだったな、ということです。

夫も私も 「喫煙者が家庭内にいる + 小さい子供がいる」 という危険性についてきちんと危機感を持てていなかったと思うからです。

あらかじめ日ごろからそういったことについてお互いに話し合い、危機感をもっていられたら今回の事故は起こらなかったんじゃないかなぁと思います。

子供は訳が分からず興味津々でやっているだけのことなので、全く悪くない、非はすべてそういった状況を作ってしまった大人側にあるんですよね。
大切な何物にも代えがたいわが子なのに、そこまで考えてあげられていなかった。
親としてまだまだ本当に未熟だと反省しました。

もしも夫のタバコが原因でわが子をなくしてしまったら。
自分のことも、喫煙者だった夫のことも、絶対に許せないと思います。

そんなことは絶対に絶対に今後も起こってほしくありません。

赤ちゃんや小さい子供の死亡原因の1位は不慮の事故で、そのうちの大半を占めるのが「家庭内の事故」です。

わが子を守れるのは自分たちだけ!
夫のことはもちろん信頼していますが、どうしてもお互いに抜けている部分がある夫婦なので、お互いに目を光らせて注意しあってわが子を守っていきたいと思いました。

小さいお子さんと、家族の中に喫煙者はいらっしゃる方はぜひ一度、改めて家族で話し合ってみてくださいね。
少しの話し合いで大切なわが子を守れるかもしれません(*´ω`)



-子供の病気・怪我