カンジダ膣炎かも・・!と思い病院を受診しようと思った時、すぐに結果が出るのか気になりますよね。
また、いざ婦人科を受診してみると問診と目視だけで診断されてしまい、検査はしなくても大丈夫なのか心配になることもあると思います。
実際にすぐに「カンジダだね」と言われるときと、「1週間後に検査結果が出ます」とだけ言われ帰されることがあるようです。
この違いは一体何なのか!?気になったので調べてみました。
カンジダの検査の仕方や自宅で検査する方法も合わせてご紹介します!
Contents
どうしてすぐカンジダとわかる時と、わからない時があるのか!?
検索してこのブログにたどり着いてくれた方はおそらく
- 症状があって調べたらどうやらカンジダっぽい。これから病院に行こうと思うけど検査結果がすぐに出るか不安。
- 病院には行ったけど目視や問診だけで診断されてしまい不安。
- 同じく病院には行ったけど、検査結果が出るのは後日だと言われカンジダっぽいけど不安。
という方が多いのではないでしょうか?
私も先日症状があり病院を受診したとこと、明らかにカンジダっぽいのに「検査をするので1週間後結果を聞きに来てください」とだけ言われ、
膣剤を入れられ、塗り薬をもらって帰ってきたことがありました。
もらった塗り薬は「アトラントクリーム1%」というもので、ググってみると明らかにカンジダの治療に使われる薬です。
おりものも特有のぽろぽろした感じがあって、かゆみもひどかったのですぐに診断されると思っていたので1週間後と言われたときはガックシきました。
子供もまだ小さいので、もう1度病院に行かなくてはいけないこと自体正直ストレスだからです。
ですがネットサーフィンをしていると、すぐに診断がついて検査は特にしなかった、という人も多い様子。
どうしてすぐに結果が出る人と、私のようにすぐに結果が出ず検査結果待ちになる人がいるのか気になったのが今回の記事の発端です。
そこで色々調べてみたところ、どうやら病院の設備や症状の度合いによって違いが出てくるということが分かりました。
カンジダの検査方法とは?
そもそもカンジダには下記のような検査方法があります。
- 尿検査
- 膣内の分泌物(おりもの)の検査・・・顕微鏡、培養検査
男性の場合は尿検査でもわかることがありますが、女性の場合は尿検査だけでは難しくほとんどの場合分泌物の検査となります。
おりものの検査では膣内の分泌物を採取して、顕微鏡や培養検査をします。
培養検査とは、カンジダ菌だけが繁殖しやすい状況にしてある所に検体(採取したおりもの)をセットし、数日後カンジダが繁殖してれば確定!という検査方法です。
類似した病気と区別して診断するためにもこういった検査が行われるんです。
すぐに結果がわかる場合
ですが、これらの検査をせずに、問診や内診だけですぐにカンジダだと診断された人もいると思います。
すぐに分かった場合は、目で見てわかる明らかな症状があった場合そういうことがあるんだそうです。
カンジダはおりものに特徴が出るので(酒粕やカッテージチーズのような白くてポロポロした状態)専門の医師が見れば見てすぐにわかります。
他の症状は似たような症状が出る病気もありますが、おりものの特徴はカンジダ特有のものなので膣内をチェックして典型的な症状が出ていたらすぐにわかるということでした。
また、検査機関を病院が持っていて、採取したおりものを顕微鏡でチェックしてすぐにわかるという場合もあります。
検査に出されて結果が数日~1週間かかる場合
すぐにわからない場合と言うのは、病院が検査機関を持っていないか、目視だけでは判断できない場合です。
患者さんに明らかな自覚症状があっても、医師が目で見て確認して断定できないような場合にはすぐに判断せず症状を抑えるための処置をし、薬を出しておいて結果は後日ということが多いようです。
また個人の病院では検査機関が整っていない場合もあります。
病院も自分の医院が検査機関を持っていない場合、類似疾患と区別するためにも採取した菌を培養し本当にカンジダかどうか確認するために検体を外部の機関に委託する必要があります。
多くの個人病院はそうしているようです。
その場合すぐには判断できないので、後日改めて結果を聞きに来てね、ということになるわけです。
お医者さんも適当なことは言えませんもんね。
逆にしっかり検査してくれる、信頼できる病院だと思っていいと思います。
結果待ちの時の治療はどうするの?
とはいえ、ちゃんと何の病気なのかわからないと不安になりますよね。
結果待ちの場合でも塗り薬などは処方されると思うので、医師の診断に従って自宅でのケアは怠らないように心がけることが大切です。
自宅ケアの注意点や早く治すためのポイントはこちらの記事で紹介しています。
病院やその時の症状によっても違いがある!
このように、
- 病院の持っている検査設備(市民病院や大学病院などの大きなところと個人の病院との設備の違い)
- 症状の違い(見て明らかにわかる症状がある時と、治りかけなど目視でわかる症状が治まっている場合の違い)
などでも違いがあるということが分かりました。
子持ちママとしては何度も病院に行くのは本当に大変なので、すぐにでも結果が分かってほしいものですが病院の先生も適当なことは言えないでしょうし、目で見てわかる怪我などとはまた違った病気なのですぐ結果が出なくても仕方がないですね。
逆にすぐにわかって不安!ちゃんと検査もしていないのに!という方も抗真菌剤の塗り薬を処方されていればきちんと塗ることで必ず症状はよくなると思うのであまり心配せず先生を信じて治療してみてください。
もちろん根本的にしっかりと治すには体の免疫力を上げることも大切なので、早めに寝る、疲れはためない、などの体のケアも大切です。
もしも本当に不安であれば、他の病院を受診してみるのもおすすめです。
検査をしっかりしてほしい時も、お願いすればしてくれると思うので、不安がぬぐいきれない時は是非セカンドオピニオンを求めてみてくださいね。
また自宅で自分で採取し検査機関に送る「検査キット」も販売されているので病院にもう1度行くのはちょっと面倒くさいな、という時には自分でやってみるのもいいかもしれません。
検査キットであれば通販でも購入できて、匿名で検査を受けることが出来ます。
検査キットはこちら
まとめ
病院ってしっかり1~10まで説明してくれるところって本当に少ない(というか、ない!)ですし、こちらも完全に納得するまで質問するのはなかなか難しいですよね。
私も家に帰ってきてから心配なことや気になることがたくさん出てくるので、ちゃんと説明してほしいなぁといつも思います。
(自分から質問しなくちゃいけないんでしょうが・・(´・ω・`))
もしもこれから病院に行く!という方も、すぐに結果がわからなくても症状は抑えられるように処置や薬を出してもらえるはずなので、気後れせずに早めに病院を受診してみてくださいね!
カンジダは初めての場合は自力で治すことは困難ですし、症状も強いと本当にキツイ病気なので病院でしっかり見てもらった方が安心です。