赤ちゃんの生後100日目ごろに「一生食べ物に困りませんように」と願いを込めて行うお食い初めですが、お祝い膳の中に用意する「歯固めの石」は使用後どうしたらいいのか悩みますよね。
今回はそんな歯固めの石の使用後の対処方法について、何が正しいのか、実際にみんなどうしているのかを調べてみました!
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そもそも「歯固めの石」とは?
色々な意味があるお食い初めのお祝い膳ですが、中でも「歯固めの石」は「丈夫な歯が生えますように」という願いを込めて添えられる歯固めの意味の小石ですよね。
もともとは石ではなくお餅で行われていたそうですが、固いものを食べて歯を丈夫にするという流れからとても固い石に変わっていったようです。
昔は歯を固めること=丈夫にすることが長寿につながると考えられていたため、お正月に固いアメを食べて歯を丈夫にし長寿を願う儀式もあったんだとか。
現代においても歯が健康で丈夫であるということは、長生きするうえでとても大切なことですよね!
お食い初めの「食べ物に困らないように」という願いと共に、歯も丈夫で健康であれば元気で長生きできると思います。
歯固めの石は使用後どうする?
そんな由来のある歯固めの石ですが、実際にお食い初めのお祝いでお祝い膳の中の1つとして使用した後はいったいどうしたらいいのか悩みますよね!
そのまま記念に持っていてもいいのか、それとももとあった場所に返した方がいいのか?
実はこれ、「どこで入手したか」によっても変わってくるんです。
では実際にどうしたらいいのか順番に見ていきたいと思います!
神社にお返しする
この場合は石をもらってきた神社にお返しするのが通例です。
返すと言っても特別なことをしなくてはいけないわけではなく、お礼参りをして神社の玉砂利の中に混ぜて返しておけば大丈夫です。
神社によってはお宮参りの時にくれたりするところもあるようです。
また「七五三の時に返してください」と書かれているところもあるようで、そういった場合はその神社のやり方に従えば問題ないと思います。
特にそういう事がなく、神社に敷いてある石を拾ってもらってきた場合はお食い初めが終わった後頃合いをみてお礼参りもかねてお返しに行くといいですね(*^^)v
ちなみに我が家は伊勢神宮に行く機会があったので、その時に石を1つもらい、お食い初めが終わった後しばらくしてから旅行もかねてまた伊勢神宮にお礼の御参りと石を返しに行きました!
有名な神社ですし、記念にもなってとってもよかったです。
神社でもらってきた場合は是非機会があれば返しに行ってくださいね!
もらってきた場所に返す
また、神社以外で石を拾ってきた場合ももとあった場所に返しておけば問題ないと思います。
自宅の庭や、おじいちゃんおばあちゃんの家のお庭からもらってきたよ~!という方もいらっしゃると思うので、そういう場合はそのまま元あった場所にかえしておけば大丈夫です。
とっておく
もう1つは記念にとっておくという方法です。
これはたとえば石を購入した場合や、記念にとっておきたい!という場合です。
今はネット通販でもきちんとお参り済みの歯固めの石が売られているので、そういったものを買った方は記念にとっておいてもいいと思います。
ただ、歯固めの石はやはり見た目はただの石なので(笑)とっておきたい場合は間違えて捨ててしまわないように専用のケースなどに入れて保管しておくといいですね。
桐箱のちゃんとした乳歯ケース入った物もあるので、記念に残したい方にはおすすめです☆
また、子供が大人になるまで大切にとっておいて、大きくなった時に渡してあげるという方もいるそです。
これも記念に残ってなかなかいいなぁと思いました。
その時にお食い初めの写真を改めて一緒に見たりするのも楽しそうですよね。
地域によっても違う「歯固めの石」
実は歯固めの石と一口でいっても、地域によって様々で石ではないところもあるんです!
地域によっては豆で代用できるというところや、大阪ではタコで代用するところもあるそうです。
食べ物で代用した場合は終わった後そのままおいしくいただけるのでそれはそれでいいですね。
まとめ
今回は歯固めの石の使用後の対処方法についてお伝えしました!
少しでも参考になれば幸いです☆