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育児の悩み・ストレス

子供が不登校になったらどうする?あさイチで紹介された対処法と接し方とは。

子供が不登校になったらどうする

9月3日のあさイチで特集された「子供の不登校」。
もしもわが子が不登校になったらその時どうしたらいいのかわからなくなりますよね。
そんな時にヒントになる子供への接し方や専門家が教えてくれる対処法や、実際の体験談も踏まえてご紹介します!

Contents

子供が不登校に、その時親はどうしたらいい?

最近成績が優秀で合ったり、友人関係が良好であっても不登校になる子が増えてきているそうです。
特に不登校が多くなるのが長期間の休み明けです。

中には母親からの「内申点に響くから部活は3年間続けられるものにすること」という言葉に悩まされ、嫌な部活動を辞めることができず不登校になってしまったという例も紹介されました。
この人はしばらく1人で悩んだ後、勇気を出して母親に「部活が嫌」と話したところ「がんばって」と軽く流されてしまいます。
勇気を出していった言葉が母親から軽い感じで流されると、それにまた傷つき自分の中だけで悩むようになったそうです。

夏休み中に退部届を出すも、休み明け学校に数日行くもそのうち行くことができなくなってしまいます。
部活は辞めても同じ部活にいた友達や先輩が学校にいるということが不登校につながったそうです。
しかしその気持ちを母親は理解することができず、結局不登校は1年半に及びます。

子供のサインとは?

多くの子が不登校になる前、学校に行きたくないサインを出しています。

例えば・・
・繰り返しせきをする。
・チック(頻繁なまばたきをする)
・体調不良を訴える。
・布団から起きあげれない。

などです。

また子供が家にいて好きな子をしている時間を専門家の方は「パラダイス時間」と呼んでいました。
この時間は焦らず、親も子供が家にいることを楽しむことで子供も気持ちが楽になります。
学校にも居場所がなく、家にも居場所がなくなってしまったらとてもつらいですよね。

子供が家にいることを「普通の子は学校に行っているんだから」「学校に行っていないのにダラダラして」などと思わず、一緒に楽しんであげることで子供も家で安心して過ごすことができるようになります。
実は子供は「学校に行けないほど弱っていて何もできない」状態です。
ここでぐいっと親が子供を押して動かそうとしても、ガソリンが空っぽなわけですから動くわけないですよね。

「親が学校に戻したいと思っている限り、子供は学校には戻れないと思ってください」というフリースペースの代表の方の言葉も印象的でした。

この方はフリースペースで過ごすうち、スタッフの方から励ましや肯定的な言葉をたくさんかけてもらえ、明るく前向きに変わっていくことができたそうです。
そのタイミングで母親も気持ちを変えたところ、きっかけがあり学校に行くことができるようになったということでした。

親の考え方が子供の不登校脱却にもとても大切なんですね。

「学校に通っているけど元気がない状態」と「学校に通えていないけど元気がある」という状態があるとしたら元気がある方がいいですよね。
そのためにはまずは家の中で子供の存在を認めてあげることが大切ということでした。

親の期待に応えようとして追いつめられるケースも

他にもしつけの厳しいお父さんへの期待に応えようとして追いつめられ不登校になってしまったケースも紹介されました。

この子は学校で小学3年生の時にいじめられますがお父さんに「人に弱みを見せるな」と言われて育っていたため他の人にそのことを話すことができなかったそうです。
いじめが始まって半年たった時、初めてお父さんに相談した際にお父さんの態度が変わりとてもやさしいお父さんの一面をみることができたそうです。

その後この子はフリースクールに通うことになり、今はとても居心地がいいということでした。
それまで怖いイメージがあったお父さんがこれをきっかけにとても関係が良好になったそうです。

親の子供への愛がとても大切

子供にとって一番大切なことは「無条件に愛されているという安心感」と専門家の方がおっしゃっていました。

色々な条件を付けたうえでの愛(期待など)が外れた時に、子供は本当の安心感を得ることができるんですね。

不登校の経験を踏まえて、当時親にしてほしかったこと。

実は私も中学2年生の時、クラス替えで仲がいい子がおらず、クラスのメンバーになじむことができずに不登校になってしまったことがありました。
今思えばやさしくしてくれた子や小学生から一緒だった友達もいたのですが、心から仲良くなれる子がおらず、人一倍傷つきやすい時期だったようで性格のきつい子に何度かきつい言葉をかけられただけで心が砕かれてしまいいけなくなってしまいました。

その時の担任の先生の方針も席替えは自分たちで好きな席を選んで席替えをしていい、というような方針だったこともあり自分から進んで隣の席の子を見つけに行けなかった私にとっては地獄でしかなく、クラスに入ることが恐怖でしかありませんでした。

休み時間は仲がいい子がいる他のクラスに遊びに行って気を紛らわせていましたが、中学生って色々な行事などがクラス単位なんですよね。
つまりクラスが1つの世界として出来上がっているわけで、そこになじむことができなかった私は孤立してしまったというわけです。

今なら当時を思い返して、そんなもの気持ちを切り替えて他人なんて気にせず必要な時だけペアを組む子を見つけてあとは孤高の存在でいればいいじゃん!
孤高の存在かっこいい!
などと思ってがんばれそうなのですが、まだ人生経験が浅い当時の自分にとってはただただつらく、立ち向かうことができないものでした。

結果、朝いったん自宅を出るのですが中間地点まで行くと足が進まなくなってしまい「おなかが痛い」など適当な理由をつけて家に戻り布団にもぐる・・ということを毎日繰り返していました。
たまに登校する日があっても午後から少しだけ行く、などでしまいにはそれすら嫌になってしまい全く行かなくなってしまいました。

結局行けるようになったのは3年生になってからで、親が仲の良いこと同じクラスにしてくれるように頼んでくれ、ようやく毎日通えるようになりました。

ただそれまでは全く先が見えない真っ暗な毎日で、毎日死ぬことばかり考えていました。
学校にまともに行けない自分も嫌で嫌で、でも楽しくない学校も嫌で嫌で、当時の自分にとっては学校と家だけが世界のすべてだったように感じます。

その時私の親はというと、初めは学校にちゃんと行きなさい、と言っていましたが次第に言わなくなっていた気がします。
毎日自宅でジグソーパズルばかりしてすごしたり、ひたすら寝てばかりいたのを覚えています。

私を引きずってまで学校に連れて行こうとしなかったのは助かりましたが、当時私がしてほしかったこと、言ってほしかったことはやはり今思い返してみても

学校なんて行きなくなかったら行かなくていいよ

この一言に尽きます。

これは私の親は言ってくれませんでした。
もし、この言葉があったなら暗闇ばかりではなくもっと明るい気持ちで学校には行けなくても毎日を過ごせたような気がします。

ようは、学校と家しかない狭い世界で、その1つで存在意義を失った状態であるからつらいのであって、学校という世界を重要視しなくてもよい、もっと他に生きていける世界があるということを親が教えてくれていたらもっともっと前向きになれたと思うんです。

だって学校なんて行かなくても正直将来お金は稼ぐことができます。
勉強が必要なら塾なり、家庭教師なり、親が教えるなり、なんとでもなります。

高校に行きたくなったら私学なら中学で不登校でも合格する可能性もありますし、通信制や定時制もあります。
大検を受け、その後大学に行くこともできますよね。

もし学歴がなくても自営業で生きていく道を見つけたり、職人さんのところに弟子入りする、人手不足の地域で農業の道に進む、など色々な道はあるわけです。

きちんと学校を卒業して、大学に入り、企業に就職する、という道しか親が提案できないとそれこそ不登校の子供にとっては地獄です。
それよりももっともっと広い世界を見せてあげて、学校なんて今後一切行かなくても生きていくことができる、楽しい人生が待っている、自分次第でどうにでもできるということを教えてあげてほしい。
私は自分の親にそれをしてほしかったなぁと今でもそう思います。

結局私は中学3年で友達にすくわれ、その後高校、大学と進み一般企業に就職しましたが人付き合いが苦手なのは成長しても変わらず、最終的に自分で勉強し独立して自営業となりました。

今は結婚し子供が2人いますが、もしも将来自分の子供たちが不登校になったらもう学校なんて行かなくていいよ~と迷わず言うつもりです。
そして1カ月くらい貯金をはたいてディズニーランドや海外にでも遊びに連れて行こうと思っています。

そして、なんでもいいから自分の好きなことを極めなさい、と言ってあげたい。
周りに合わせることなく、自分のままで自分の好きなことをしていれば、同じことが好きな人が集まってきて自然と仲良くなれる人が現れますし、好きなことを極めれば今は何でも仕事にできる時代です。

そういう道もあり、そういう方法もあるということを教えてあげたい。
それが当時自分が親にしてほしかったことだからです。

そのうえで、また学校に行く気になれば行けばいいですし、学校とは違う道を探して生きていくならそのサポートをしてあげたいと思っています。

多くの子が学校に通い、卒業し、進学するという道をたどるケースが多いですが、もしもそのレールから外れることがあっても決して人生終わりじゃないということを親は子供に指示してあげることができる存在でありたいですね。

これは不登校になった経験がない親御さんには正直わからないことだと思います。
あくまでも私のケースですが、こういう考えもあるということを1つの参考にしていただけたらなぁと思います。

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