先日子供が3歳になったので自治体の3歳児検診を受けてきました。
ところがその結果、尿検査の「尿蛋白」の項目でプラスマイナスになり引っかかってしまい、小児科で再検査をすることになりました。
幼児が尿たんぱくが出てしまう原因と、再検査に行って結果もわかったのでご紹介しようと思います!
私も初め子供が尿たんぱくが出ているとわかったときにとても不安で、色々調べたので少しでも参考になれば幸いです。
Contents
3歳児検診で尿蛋白プラスマイナスに!
事の発端は3歳児検診が無事終わり、最後に母子手帳を受け取って帰ろう!となったとき。
担当の方から「尿検査で尿蛋白の項目がプラスマイナスになっているので、かかりつけの小児科でもう1度診てもらってください」
と言われたことです。
なんの心配もなく、元気に大きくなってくれている~とのんきに帰ろうとしていたらいきなりの尿蛋白の報告にただただびっくりしてしまいました。
そもそも「尿蛋白」自体が、あまりなじみのない言葉で妊娠中にそういえば2回くらいプラスマイナスになったなぁ、くらいの認識しかありませんでした。
尿蛋白の項目は、-、±、+、++ となっていて、マイナスだと問題なし、プラスマイナスから引っかかる数値となっています。
最近の子供の様子を見ていても特に変わった様子はありませんでしたし、これまでありがたいことに特に大きな病気もしてこなかったのでとても驚きました。
尿蛋白の原因として考えられること
ではどんな時に尿蛋白がおりてしまうのか、気になりますよね。
私も子供の様子に変わりがなかったのでなぜ?という気持ちがありましたが、もしかして重大な病気が隠れているんじゃ・・ととても心配で気になりました。
3歳児検診で渡された「尿蛋白の原因として考えられること」 という紙によると
- 腎疾患
- 尿路系疾患
- 激しい運動の後
- 睡眠不足
- ストレスなど
となっていました。
これを見て、まず心配になるのが「腎疾患」と「尿路系疾患」ですよね。
その他の項目は、まぁ心配ないというか、そんな時もあるよね、これからは気を付けよう、というレベルの話だと思うのですが疾患系は目に見えないだけにとても怖かったです。
ちなみに「腎疾患」にはどんなものがあるかというと、
- 急性腎炎
- 慢性腎炎
- 腎盂炎(じんうえん)
- ネフローゼ症候群
- 腎不全
- 尿毒症
などがあるそうです。
「尿路系疾患」にはどんなものがあるかというと、小児の場合は
- 水腎症
- 膀胱尿管逆流症
- 神経因性膀胱
- 尿管下裂
- 停留精巣
などがあるそうです。
この「原因として考えられること」の項目を見て、1つ思い当たったことが「ストレス」でした。
ちょうど1か月前に下の子が生まれたばかりだったので、下の子が生まれたことによる多大なストレスが実はかかっていたのかも・・・?
と思ったからです。
ですが身体的な疾患でたんぱくがおりているとしたらとても心配なので(ストレスでも心配ですが)、当日帰宅後すぐにかかりつけ医に電話をして、受診しました。
再検査の結果は?
電話した際に「尿検査をもう1度するのでとってきてください」と言われたので自宅でおしっこを取り、持っていきました。
それをもとに小児科で再検査と、先生の問診、あとは妊娠の時のするようなジェルをおなかに塗って行うエコー検査をやってもらいました。
問診では、少し前に風邪をひいて受診していたので、それがもし溶連菌だったとしたらたんぱくが出ることもある、というお話でウイルスがいたか(いるか)チェックしてみましょう。と先生が鼻の奥に綿棒のようなものを入れて菌を採取してくれました。
持ってきた尿検査の結果はさすがに3歳児検診と同じ日だったからか尿蛋白はプラスマイナスから変わりがありませんでした。
続いてエコー検査です。
エコーでは腎臓と膀胱に異常がないか目視で検査をする、ということでした。
初めてのエコー検査でおとなしくしてくれるか心配でしたがくすぐったいのが楽しかったらしく楽しんで検査してくれたのでよかったです笑
エコーの検査結果はその場ですぐにわかり、「異常なし」ということでとてもほっとしました。
ただ、先生によると「病気じゃないと判定するのはどんな病気においてもとても難しい。
色々なメジャーな病気の症状などから これじゃない と判定していくしかない。
なので絶対に何かの病気ではないと言い切ることはどんな時においてもとても難しいんです」
ということでした。
確かにそうだよなぁと納得できるお話でした。
最後に少し時間をあけてもう一度検査してみましょう、ということで1週間後にもう1度検尿をもっていくことになりました。
一週間後の結果とわかった原因
1週間後、再び検尿をもって小児科を受診してすぐに検査してもらいました。
結果は・・たんぱくが無事マイナスになっていました!
本当によかったです。
先生から前回の時に「次回がマイナスならそれで大丈夫だし、プラスマイナスだったとしても今後プラスにならない限りはこれ以上の精密検査はしなくても大丈夫です」と言われていたので本当にほっとしました。
先生によると溶連菌の検査結果は菌が出なかったのでそれではなく、考えられるとしたら一時的に体調が悪かったなどではないかということです。
原因の特定はとても難しいそうで、名前をつけるとしたら「偶発的な尿蛋白」かな、と言っていました。
ですが念のため1年間くらいの長いスパンでみていきましょうということで、今後もしばらくは1か月おきに尿検査、それでしばらくなんともないようだったら数か月おきに、という感じに小児科に通うことになりました。
毎月通うのは少し大変ではありますが、何か異常があればすぐに見つかるかもしれませんし、慎重に検査してくれるかかりつけの先生に感謝です。
ひとまずは今回-だったので安心かな、と思っています。
その後・・
その後3か月、半年と検査をし無事に毎回マイナスとなり問題ないでしょう、ということになりました!
始めはとても心配していたので安心しました。
息子のように3歳児検診で引っかかってもその後の検査で大丈夫というケースもあると思うので参考になればい幸いです☆
今後の予防のために
とはいえ、もしかしたら生活習慣なども原因の1つだったかもしれないので今後は今以上に子供の睡眠時間の確保、早寝早起きを心掛ける!
水分をしっかり摂らせる、ストレスがたまらないようにしっかり遊んであげる、食事の栄養面に気を付ける、など親ができることは可能な限りしてあげたいと思います。
これからもしばらくはまた検査に通うので心配と言えば心配ですが、しっかり調べてもらおうと思います。
3歳児検診の検査の場合は、我が家のように再検査で問題なし!となるケースも多いようなので、検査に引っかかった場合はまずはかかりつけの先生に相談してみてくださいね。